あなたの家計はどう? 即答できないとヤバいかも…
突然ですが、今月は何にいくら使いましたか?
今回のテーマは
この質問に即答できるようにしましょう!
そういうことです。
貯蓄の法則はめちゃめちゃシンプルで、
結局のところ
いくら貯まるか=収入-支出(×運用利回り)
です。
なので、やることは3つ
・収入を増やす
・支出を減らす
・(そしてできれば)運用利回りを高める
そしてまずは、一番手を付けやすい支出の部分から、
何にいくら使ったのかを把握して、削れるところは削りましょう
ということです。
なぜ今までそれができなかったのか…
毎月飲み代金に70%くらいブッ込んでいたからです。
シンプルですね。
ちなみに僕は今月のお金の配分比率はざっくりこんな感じです。
・資産 ⇒ 28%
・住居費 ⇒ 17%
・光熱費 ⇒ 4%
・通信費 ⇒ 4%
・食費(外食も含む)⇒ 10%
・生活雑費 ⇒ 3%
・自由費:各自が自由に使えるお金 ⇒ 20%
・娯楽費 ⇒ 2%
・嗜好品 ⇒ 1%
・夫婦交際費 ⇒ 10%
・掛け捨て保険:福岡県民共済と民間の掛け捨て保険代 ⇒ 1%
*今月は僕と嫁ちゃんの誕生月で、遊びに行ったりお高めのレストランに行ったりなどしたので夫婦交際費と食費がやや高めとなっています。
ごちゃごちゃと並べましたが、分類はもう少し絞ってもいいと思います。
まずは支出の総額と内訳をはっきり把握することが大事ですからね。
では、どうやって管理し把握するのか。
「よし!管理しよう!」と思って記憶に頼るのは得策ではありません。
人間は忘れる生き物です。
僕は何食べたいかを決めて買い物に行くのに、すぐにそれを忘れて色々スーパーを物色して嫁ちゃんに怒られます。
僕の場合は、
買い物したレシートを無印で買った透明箱にポンポン入れておいて、毎週末にエクセルで作った家計簿に記入します。
偉そうなこと言って超アナログですね 笑
今はマネーフォワードなど非常に便利なアプリがたくさんあり僕も以前使っていましたが、家計簿に詳細を記入する時間が戒めの時間にもなっているので、今ではエクセル管理がしっくりきています(もちろん自動計算の数式を使って楽していますが)
目的は「支出を把握すること」なので手段は何でもOK
です。
みなさんも自分に合った管理方法を探してみてくださいね。
【おまけ】
先ほど
いくら貯まるか=収入-支出(×運用利回り)
なので、やることは3つと言いましたが、
正直にお話すると僕の現状はこんな感じです。
・収入を増やす
⇒まあ同年代の平均よりは高いが課題に感じている。収入のチャネルと金額を増やしていくために努力する所存。
・支出を減らす
⇒だいぶコントロールできるようにはなった。この調子で進め。
・(そしてできれば)運用利回りを高める
⇒高められるものなら、とことん高めたい。というかこの部分楽しいな!
そして資産内訳はこんな感じで、運用利回りはだいたい5%くらいです。
現預金:27%
日本個別株:58%
海外ETF:7%
ドル建て保険:8%
個別に解説というかどんな考えなのかをつらつら書いていくと、
現預金:今は高めの比率ですが、個人的にはもはや現金は1ヶ月分の生活費程度あればよいのではという感覚です。
日本個別株:オワコンだという方もよくお見かけしますが、僕はそうは思いません。
今は事業内容と財務体制が良い企業5社に絞って(1銘柄はバイオ関連の遊びで持っていますが)持っているので、比率がまあまあ高めです。
海外ETF:この一年はおそらく割合を20%くらいまで高めていくと思います。
僕はバンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(通称VT)という銘柄をメインに積み立てたりタイミングの良い時に買い増したりしています。
ドル建て保険:これはあまりオススメしません。今解約してもという感じなので持っているだけで必然的に比率は薄まっていきます。
みなさんの現状はどんな感じですか?
ぜひ、楽しいマネーライフを送って、奥様にTASAKIの真珠のイヤリングをプレゼントできるよう頑張りましょうね!
浪費癖の根底にあった3つのもの
思えば僕は昔から浪費癖があり、嫁ちゃんに出会うまで貯金をするという概念がありませんでした。
大学時代にはそんな自分を変えてみようと、早朝5時からローソンでバイトし、授業を受け、夕方からは定食屋でバイトをしてと自分を追い込んでみたことがありましたが、ただ使うお金の量が増えただけ浪費癖は治らず。
韓国への留学中には1年分まとめてもらっていた生活費をそうそうに飲み代に費やしてしまい恥ずかしながら両親へ追加融資の依頼をしたこともありました。
本場のマッコリは透き通る美味しさがありますからね..
社会人になってからも親に甘える日々は続き、
母親とのLINE履歴には
自分:「お金貸して」
母:「はあ?また?」
のトークラリーが積もり積もった時期もございます。
そもそも返すあてもないのに何が「貸して」なんでしょうね…
そんなこんなで貯蓄に関しては、
何かやっては心が折れ、浪費癖は治らず、自分への無力感が募るばかりでした。
さて本題です。
では、なぜ浪費癖がいつまでも治らなかったのか。
僕の場合、原因は3つありました。
- 貯金する目的がない
振り返るとこれが一番大きな問題でした。
特に結婚する予定もなく一人野垂れ死んでも構わないと思っていたので、本当に貯金する理由がなく、日々美味しい酒を飲むことに思いっきり舵を切っておりました。
しかし、将来的に結婚しようと思う人に出会い、さすがに貯金0じゃ恥ずかしので行動がガラっと変わり、まずは100万円を貯めようと思いました。
なぜ100万円かというと、
もし嫁ちゃんのご両親に貯金額を聞かれた時に、
「まあ3桁万円ほどは」とボカして答えられればウソはつかずに100~999万円までの間で相手の想像に任せて何とかボカしてごまかせると思ったからです。
- 清貧思想
僕は小さい頃から人前でお金の話をすることははしたないことだという考えに触れたり、お金が原因で両親がケンカしている光景などを見て、知らず識らずのうちに
「お金は汚いもの」
「お金を持つことは卑しいこと」
といった感情を植え付けられていたように思います。
これはなかなかやっかいで、短時間でスパッと消えてくれるものありません。
これを克服するためには、
少しずつお金に対する正しい意識(僕にとっては、自分と自分の大切な人を守れたり、より幸せになるよう手助けしてくれる素敵なツール)を意識して、そのようにお金を使うことで、意識を無意識レベルに昇華していくしかないようでした。
- お金に困ったことがない
嫌味なように聞こえたらすみませんが、
僕は生まれてから本当の意味でお金に困ったことがありません。
祖父は地方競馬の会長と政府系企業出身、そして父は某通信大手の管理職という家庭で育った僕は、基本的には欲しいものは交渉すればある程度何でも手に入るような環境で育ちました。
そのためか、恵まれた家庭環境に甘え、時にそれを自分自身の努力が生み出したかのように勘違いしてしまっていたんですね。
これは完全に僕のパーソナリティーの問題で、お金に困らないよう必死に働いてくれた家族を素晴らしく誇りに思っており、また心から感謝しています。
さて、もしみなさんにも浪費癖があり、
それが治らないようでしたら、その根底にはどんな原因がありますでしょうか。
そして、どうしたらその原因を捻り潰せますでしょうか。
本麒麟とモツ煮を詰めたThermosの保温弁当ポットを持って海辺に出かけ、釣りをしながらでも考えてみたらどうでしょうか。
28歳貯金0男、目覚める。
僕は現在31歳の福岡在住のサラリーマンです。
新卒で入った人材教育関連のコンサルティング会社では、年間約270日働くという(労基法的には大丈夫なんですかね?)日々を過ごし、
そこから化学系の専門商社に転職し、給料は150万円ほどあがり幸福度も大きく上がりました。
ですが、月々の支出額が増えていくだけで貯金はできず、現在の会社に転職してまた少し給料は上がったものの、当時は28歳になろうという時期なのに、相変わらず貯金はほぼ0のままでした。
そんな僕でしたが、今の奥様(以下:嫁ちゃん)と出会い、結婚を考えるようになってから真剣にお金に向き合うようになり、今では年間200万円以上貯蓄できるようになりました。
このブログを始めた目的2つあります。
1つ目は、読んだ方が
「給料日前の1周間に苦しまない」
ようになることです。
僕は社会人スタートの頃は、あまりお金がなくて浪費癖も抜けなかったので毎月給料日前の1周間はよく苦しみましたし、その苦しみに負けクレジットカードを召喚し翌月苦しむというループもよく経験しました。
人によっては大変低い目標設定のブログだなとお思いでしょうが、
資産がそれなりにある方も、自分より下の世界であがいている人間のブログを見て優越感に浸って楽しんでもらえれば嬉しいです。
そして2つ目の目的は、
「お金が原因の離婚を減らす」ことです。
現在の日本の離婚率は約35%とのことで、年間22万組ほどのご夫婦が離婚しているそうです。
離婚の理由は様々だと思いますが、せっかくこの人と人生を歩んでいこうと決めて結婚したのに別れてしまうなんて、しかもお金が原因でケンカが耐えないことが離婚の理由でしたらなおさら悲しいことだと思います。
なぜなら、
僕は嫁ちゃんと出会って結婚し、しっかりお金を管理できるようになり、それに伴って自分の心の持ちようや感情のコントロールが上手になったので、結婚は人生を自由にするとても良いものだと今では思っているからです。
あまり気負いせず、自分を責めず、
軽い気持ちでこのブログを読んで感じたことややってみようと思ったことを何か1つでも実践してみてください。
言ってしまえばお金は所詮、お金です。ツールでしかありません。
自分と大切な人が喜ぶようなお金の使い方をして、みなさんの人生が少しでも豊かなものになれば嬉しい限りです。