■その金遣いに愛はあるんか?
僕が新卒で入社した人材教育系のコンサルティング会社(研修屋さん)では
すべての研修において
企業活動なり自分の人生にどんな目的を持っているのか(大切にしたい価値観)
そして、その目的を土台にどんなことを成し遂げたいのか(ビジョン)
そのビジョンを達成するための目標(数値あり)を定め、
目標達成までの道筋を具体的に計画に落とし込み、
日々の実践を積み重ねていく
という一本筋を描き、行動していくことを学びの根幹としていました。
*わかる方なら一発で分かりそうです。
「人材教育コンサルティング 宗教」とググればすぐ出てきますからね 笑
そんなこともあり、
自分はこの人生で何を成し遂げたいのか
ということを日々考えることは多かったように思いますが、
残念ながらまだしっかりとは定まっておりません。
以前は、何か定めないといかんという思いで
取ってつけたように「僕は世界中の人が自分らしく生きられる社会を作りたい」とか
訳の分からんことを言っていましたが、そんなものになんの重みもございません。
今思えば、よくこんなフワフワしたことを恥じらいもなく言えたなと寒気がします…
しかし、
そんな僕でも結婚してからは
「どんな人間でありたいか」
ということはぼんやり見えてきました。
それは
「嫁ちゃんを経済面・身体面・精神面で守れる人間になりたい」
ということです。
そのことに気が付いた時、
ふと最近の自分のお金の遣い方の変化に気が付きました。
以前は、江戸っ子気質で
お金はあればあるだけ飲みに遣っていた僕ですが、
今では
(嫁ちゃんが毎日を楽しく過ごすことができるよう)
✓週末には二人で美味しいご飯屋さんを探して行く
✓観たいドラマがたくさん入っているのでnetflixに加入する
(嫁ちゃんがいつでも健康でいられるよう)
✓せめて家では花粉症に苦しまなくていいように高性能の空気清浄機を買う
✓R-1ドリンクをちょいちょい買ってきてあげる
そして、
綺麗事ではなくこの資本主義社会では何をするにもお金はとても大切です。
ここから絶対に逃げてはいけません。
(嫁ちゃんがいつまでも経済的に不安なく暮らせるように)
いつまでも自分を高め、お金を稼ぎ続けられる自分に成長しなければという想いで
✓kindle paper whiteを購入し(unlimitedに加入し)、お風呂に入りながら毎日勉強する
✓グロービスのオンライン講義に申し込み特にアカウンティングを学ぶ
といった行動もとっておりました。
*今年は中古マンションを購入する予定です。
これで僕に万が一何かあっても、県民共済の死亡保障と不動産の団体信用生命保険の二本立てで嫁ちゃんが生涯お金や住むところに困らない体制を構築します
前置きが長くなりましたが、
知ってか知らずか
人は「こうありたい」という自分に近づくようにお金を遣っている
のです。
ダメ男に寄生されて貢ぎながら口ではあーだーこーだ言っているのに、
なんだかんだ「必要とされている自分」に酔っている女子がよくいますよね
*偏見ですが、そういう女子はたいていカバンの中がぐちゃぐちゃです
1社目の専務は、
当時あまりお金がなかった僕をトニーローマ六本木店に連れていき、たらふくスペアリブを食べさせてくれました。
2社目の社長は、
シンガポール出張から一緒に夜間便で帰ったきた時には、セントレア空港の温泉代をさっと払ってくれました。
現在の会社の上司とはよく一緒に釣りに行くのですが、
僕の釣果が芳しくなかった時は自分の釣果分を恵んでくれます。
こんな風に今までの人生の中で、
僕は人生の先輩方にたくさんの愛と学びをいただいてきて、そこにはとても素敵なお金(と魚)の遣い方がありました。
僕も嫁ちゃんや自分の家族はもとより、
もっとたくさんの大切な人を自分のお金遣いの愛の輪の中に入れられるよう努力していきたいものです。